ワクチン注意事項

5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)

 これまで4種混合ワクチンとヒブワクチンを別々に接種している方は、同じ種類のワクチンで接種しますので、4月からはじめてワクチンを接種する生後2か月以降のお子さんが5種混合ワクチンの対象となります。
5種混合ワクチンの接種スケジュールは4種混合ワクチンと同様です。

RSウイルスワクチン(アレックスビー)

アレックスビーは、60歳以上を対象とするRSウイルス感染症を予防するためのワクチンです。
特に基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患・気管支喘息といった呼吸器の病気、糖尿病、慢性心不全、進行した肝臓や腎臓の病気)のある高齢者への有効性が期待されています。

15価 肺炎球菌ワクチン(バクニュバンス)

これまでは小児用肺炎球菌ワクチンとして13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)が定期接種ワクチンとして使用されていましたが、令和6年4月1日から15価肺炎球菌ワクチン(バクニュバンス)の接種が開始されます。

これまで13価肺炎球菌ワクチンを接種していた方も、途中から15価肺炎球菌ワクチンを接種することが可能です。

15価肺炎球菌ワクチンの接種スケジュールは、これまでの肺炎球菌ワクチンと同様です。

令和6年4月以降、13価肺炎球菌ワクチンの在庫がなくなり次第、順次切替えさせていただきます

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)

国内の麻しんの感染事例の報告を受け、麻しん含有ワクチンの需要が高まっている事態です。このため現在、麻しん・風しん混合ワクチン及び麻しん単独ワクチンが不足しております。
当院では麻しん・風しん(MRワクチン)の定期接種を実施する小児へのワクチンが優先になっております。ご理解下さいますようお願いします。

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

接種回数:2回(筋肉内接種) 
1回目の接種から2か月以上の間隔をあけ2回目を筋肉内注射します。2 回目の接種が 2 ヶ月を超えた場合であっても、遅くとも 1 回目から 6 ヶ月後までに接種する必要があります。

【一部助成について】

対象:新座市、朝霞市、志木市、和光市にお住いの50歳以上の方

窓口で「代理受領委任状」をご提出いただくことで、接種費用から助成額を除いた金額のお支払いとなります。

助成金額:1回につき4000円 (窓口負担額:1回16000円)
※2回目の接種が6ヶ月を超えてしまった場合、助成の対象とはなりませんのでご注意ください。

経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」

・鼻へ噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
・鼻へ噴霧するため針を刺す必要がありません。
・接種は左右それぞれの鼻へワクチンを噴霧すれば1回で終わりです。
・接種後に積極的に吸入(鼻ですする)する必要はありません。
・他のワクチンも同時に接種することができます。
・接種後に鼻水、鼻づまり、せき、のどの痛み、頭痛などの副反応が現れることがあります。まれに、ショックやアナフィラキシーなどの重大な副反応が現れることもあります。いつもと違う体調変化や異常を認めた場合は速やかに医師にご連絡ください。

接種回数:1回(左右の鼻へ噴霧) 
対象年齢:2~19歳未満
金額:8800円